2008/10/16 writing for sudo

Today's 雑感メール「西安訪問の雑感」

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こんにちは!管理部 須藤です。

今日の雑感メールは、段取締役をご紹介しますにっこり
段さんと言えば「テニス」「富士山」そして「中国」!
含蓄に富んだ素晴らしい雑感きらきら を、ご本人のご了承を頂いて転記します。

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先月の12日から17日まで、中国の西安に出張に行ってきましたので、雑感としてお伝えします。

日本人にとっては西安と言うよりは、歴史的に有名な隋・唐の時代の長安と言った方が「遣隋使」「遣唐使」で思い出せる人も多いかと思います。

聖徳太子の命で最初に行ったのが、小野妹子で「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。」という書面は有名です。小野妹子は船と足で2回も日本と長安を往復したのですが、飛行機でも5時間はかかるその道のりを、歩きでしかも2回も往復したことには改めて驚かされます。当時の日本にとって長安の政治・経済・文化がそれ程までに価値が高かったとも言えるかと思います。

日本からもかなり優秀な学生が遣唐使に選ばれています。阿倍仲麻呂という人の
「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」
という望郷の詩を知っている人も多いかと思います。
(私もちょうど9月15日が中秋の名月だったので、日本と変わらない満月を見て、感傷的になってみました)

仲麻呂は20歳に満たない頃に唐に渡り、72歳で生涯を終えるまでに唐王朝の高官にまで出世しています。彼の努力にも感服しますし、当時の唐がシルクロードで繋がった多くの民族を受け入れていた器の大きさもあったかもしれません。今でも西安ではイスラム系の人々が多く見られます。


時代が流れて1300年後、現在では西安の大学に日本に行きたいという学生が多くいます。彼らはまだ20歳過ぎですが、日本に行くチャンスは限られていて、日本語を話し、情熱的に我々にアピールしてくる学生があります。日本の経済力や文化(政治は入っていないかもしれませんね)に対する憧れがそれだけ大きいのです。

世界は近くなりつつありますが、そんな彼らの情熱を上手く仕事に繋げて、彼らが日本で活躍し、または中国に戻って活躍することができれば、意味のある仕事になると考えています。

聖徳太子や遣唐使の苦労に報い、中国に恩返しができるという長い歴史を繋ぐことができれば幸いです。
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